住宅設備の基礎知識(ガスコンロ)

公開日 2009年08月19日
住宅設備の基礎知識(ガスコンロ)

効率がよく安全に。手入れのしやすさも向上

加熱調理機器の代表であるガスコンロ。4000kcal/h前後と、それ以下のカロリー数のバーナーを組み合わせた3口タイプが一般的だ。間口寸法は60cm以外に、75cmとワイドなものが開発されている。安全性の高い設計、調理に便利な機能、手入れのしやすさ、清掃性なども、従来のガスコンロと比べて格段にアップしている。
(右画像)鍋無し検知、油温度調節、天板の液晶画面での調理状況の表示、ワイドなグリルをはじめ最新の機能を搭載●東京ガス

バーナーの安全性、多様な便利機能をチェックする

まずは性能を詳しくチェックしておこう。最近の機種は安全性が非常に高い。各コンロには安心センサーがつき、鍋底の温度を感知して、温度が上がりすぎるとガスを自動的にストップさせるため、発火につながりにくい。

また空焚きを防止したり、グリル庫内の温度が上がり過ぎないように自動消火するのも一般的。機種によっては鍋がないと点火しない、使用中に鍋を外すと弱火になるといった検知機能を備えている。揚げ物時の温度調節や自動炊飯、湯沸かし機能など、調理を効率よく仕上げるための機能も充実。
(右画像)全部のコンロに安全のためのSiセンサーを搭載。温度調節や消火など炎を自動的にコントロールし、微妙な火加減も可能に●大阪ガス

(左)調理中に鍋を外すと弱火になり、そのまま使わないと1分後に自動消火する●大阪ガス(中央)凹凸を少なくしたフラット天板は、拭き取りがし やすく掃除がスムーズにいく●東京ガス(右)奥行き32.5cm、幅25.8cmのワイドなグリルで、約24cmのピザもラクに入る。扉は閉まる手前で自動で引き込む機能が付いており、開閉がスムーズ●大阪ガス

清掃性、デザイン性も向上。 価格帯が広いので必要な機能を見極めて

清掃性もよくなっている。例えば鍋をのせる五徳は軽量で単純な形状で、簡単に外して洗える。プレートは汚れ落ちのよいガラス質やフッ素塗装の素材、フラット形状のものが一般的に。

またデザイン面では、操作パネル部分が、オーディオのようにスタイリッシュなものなど、キッチンのインテリアにこだわる人も満足いくタイプが登場。
硬質ホーローをコーティングしたピンク色のおしゃれな天板。インテリア性にこだわる家庭向け●東京ガス

価格は5万円台から20万円台。その差は、以上みてきたような機能がどの程度備わっているかによる。わが家には何が必要か詳細をよく確かめて選びたい。
(右)油温度調節、自動炊飯機能、安心センサーつきバーナーなどを手ごろな価格で装備●東京ガス

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文/川成亜紀
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