タワーマンションの高層階は風で揺れるのでしょうか?答えは、制振装置があると揺れは抑えられます。詳細は以下から確認してみてください。
一般的に20階建て以上でタワー(塔)形状の集合住宅が、タワーマンションと呼ばれている。高層階になると、地上数十メートル~百メートルを超える高さだ。日本の高層建築の歴史は昭和30年代のオフィスビルに始まり、今日でもその建築技術は世界のトップレベル。当然、集合住宅にも反映されており、住人が快適に暮らせるように居住性には最大限の配慮がなされている。
高層階の風対策として知られているのが制振装置だ。振り子の原理を利用して揺れを相殺する、揺れをセンサーで感知して油圧、電気などで重りを動かして抑える、振動エネルギーを吸収する特殊素材といったテクノロジーがあり、高層階に吹き付ける強風や、台風による揺れを抑える。また、免震装置の導入で建物への揺れを伝わりにくくして、地震対策に配慮したマンションも多い。