※1 平日9時に該当駅を出発した場合。乗り換え時間などは含まない/編集部調べ ※2 不動産経済研究所調べ(2011年11月~2012年4月の集計)
JR大阪環状線・地下鉄御堂筋線・地下鉄谷町線・近鉄南大阪線ほか
JR大阪駅まで16分
地下鉄御堂筋線梅田駅まで16分
地下鉄谷町線東梅田駅まで17分
4718万円/77.00m2
もともと住宅が密集していたエリアを35年かけて進めてきた再開発の完成が間近。「昨年は商業施設『あべのキューズタウン』がオープンしたこともあり、今年3月発表の公示地価が大阪圏で最大の上昇率(3.0%)でした。『住みたい街ランキング』(メジャーセブン調べ)では2009年の23位から昨年は10位に。『かっこいい』より『暮らしやすい』街づくりをした結果かもしれません」(堀川さん)
商業施設がそろった天王寺は大阪南の中枢ターミナル
人気ブランドなどを扱うお洒落な店が増え、買い物の楽しみが倍増
3カ所の公園は憩いの場
幅広の道路は歩きやすい
街全体が広々として明るく、開放感に溢れている。車いすやベビーカーがゆったりと通れる道幅が確保されているのも◎。「再開発エリアの1割が公園で、もとの街に比べて公園が約5倍の広さになりました。野球場のある公園もあり、子どもたちが少年野球を楽しんでいます」(堀川さん)
スーパー、グルメ、百貨店
関西初出店のショップも
スーパーや家電量販店が入る「あべのQ’sモール」は「日ごろの買い物に便利!」と大人気。「関西初出店のブランドや”SHIBUYA109ABENO”など若い女性に人気の店もそろっています」(眞井さん)。近鉄百貨店が入る60階建ての超高層ビル「あべのハルカス」は2014年オープン予定だ。
大阪市全体の防災拠点
食料などの備蓄も万全
「あべのフォルサ」には防災センターのほか食料品や簡易トイレのある備蓄倉庫を完備。「上町台地は地盤が高く強固で大阪市防災マップでも浸水しないとされる場所。再開発エリアは広域避難場所に指定されており、食料などの備蓄もしっかりあるので安心して暮らしていただけます」(堀川さん)
再開発エリア内に幼稚園・小学校もある
ベビーカーで行き来がしやすいよう歩道はフラットに。再開発エリア内に認可保育所は2カ所と、かなり充実。幼稚園や小学校もあり通園・通学も安心だ。「商業施設内にはベビーシートや赤ちゃん休憩室、子ども専用トイレなど子育てママに優しい配慮がされているところも多いですね」(眞井さん)
JR東海道本線
大阪駅まで6分
三ノ宮駅まで16分
3306万円/78.83m2
JR尼崎は交通アクセスが抜群にいい所。「もともと駅の北側に工場が立ち住宅が密集していましたが、再開発で商業施設、大学、病院、結婚式場、老人ホームまでそろった”コンパクトシティ”として魅力のある街になりました。尼崎というと工場地帯の印象があるかもしれませんが、ぜひ一度来てみてください。イメージががらっと変わると思います」(山本さん)
企業の土地を緑化スペースに憩いの場が誕生
企業が土地を提供し、散歩したり憩ったりできるプロムナードを設置。「ベンチに座って読書している人もいます。この街のコンセプトは”緑遊”。市民の方が心地よさそうにしているとうれしいですね」(山本さん)
住民が意見を出して実現
せせらぎのある公園
「潮江緑遊公園」は計画段階から住民が参加。「せせらぎが欲しい」「周囲から見える開かれた公園に」「子どもが走り回れるように」などの希望を反映し、公園デザインなどの計画をつくった。「開放的で安らげる公園です。みなさん愛着をもって使っていただいています」(山本さん)
駅と施設がデッキで直結
雨の日も傘いらず
駅北口から「COCOE」や「アミング潮江」などの駅前の商業施設や病院にデッキで繋がっているため、信号待ちもなく安全に歩け、雨の日でも傘いらず。デッキは最終的にスロープで潮江緑遊公園まで続いている。
病院、大学、百貨店に徒歩で行ける暮らしを満喫
百貨店、映画館、フィットネスクラブなどが入る「COCOE」や、「阪急オアシス」が入る「アミング潮江」など商業施設が充実。「MOVIXココエ尼崎」では赤ちゃん連れのママのための鑑賞会を月1回開催。「再開発が行われてから他エリアから引越されてくる方も非常に増えていますね」(山本さん)
JR東海道本線・阪急阪神、地下鉄御堂筋線ほか
JR京都駅まで29分
三ノ宮駅まで21分
阪急河原町駅まで45分
三宮駅まで29分
地下鉄御堂筋線天王寺駅まで15分
4048万円/69.56m2
JR大阪駅を中心にした再開発が順次進み、昨年は「大阪ステーションシティ」が完成。「今、進行中なのがJR大阪駅北側『うめきた』で、その中核『グランフロント』は来年春オープンを迎えます。『うめきた』が完成すれば、開発で活気づくエリアが西側の福島界隈まで及び、大阪駅周辺を生活圏とする範囲がぐっと広がるはずです」(柴山さん)
最先端の都市機能+緑豊かな安らぎの街
今、大阪駅北側の再開発が進行中だ。東半分の「グランフロント大阪」は来年春完成予定。西半分は貨物ヤードを撤去し「緑あふれる街づくりを」との構想を橋下市長も打ち出している。緑が少ないといわれる大阪の駅前が緑豊かで開放感溢れる街並みに変身する日も遠くなさそう。
グランフロント大阪
巨大な4本のタワーに多彩な都市機能が集積する「グランフロント大阪」。オフィスのほか、国内外からの選りすぐりのショップやレストラン、有名ホテルなどが入る。企業や研究者らがコラボする「ナレッジキャピタル」も注目度大。
4つの百貨店がそろい最先端のショップが並ぶ
阪急、阪神、大丸、三越伊勢丹の4百貨店がそろい、デパ地下を日常使いしたり、急な来客時にお洒落な総菜を買いに走れたりとメリット大。今年秋には阪急百貨店の建て替えも完成。ハービスENTやブリーゼタワーなどには高級ブランドや飲食店が充実し、最先端のモノが身近にある生活を満喫できる。
駅中で憩い、買い物も
楽しみ方いろいろの新しい駅
JR大阪駅を挟んでノースゲートビルディングとサウスゲートビルディングで構成される「大阪ステーションシティ」が昨年完成。駅機能だけでなく、いくつもの広場やオープンカフェなどがあるほか、屋上貸し農園もあり自家菜園ができる。楽しみ方がいろいろある、新しいタイプの駅だ。