田園都市線が人気な理由 2011

公開日 2011年03月02日
田園都市線が人気な理由 2011

子育て世代が田園都市線に集まっている?

新築マンション購入者の多くが「子育て・教育環境」の充実を期待して田園都市線沿線を選択。実際に同エリアでの購入に至った理由も「子どもや家族のため」という回答が最も多い。やはり、田園都市線エリアは子育て世代の熱い注目を集めているようだ。

新しい住まいで、どのような生活や暮らしを期待しましたか?
  • 1位 居住空間にゆとり
  • 2位 子育て・教育
  • 3位 日々の生活
  • 4位 仕事や通勤に便利
  • 5位 心のゆとり
住まいを探そうと思った理由は何ですか?
  • 1位 子供や家族のため、家を持ちたいと思った
  • 2位 現在の住居費が高くてもったいない
  • 3位 金利が低く買い時だと思った
  • 4位 もっと広い家に住みたかった
  • 5位 税制が有利で買い時だと思った

【データ出典】「首都圏新築マンション契約者動向調査」(リクルート調べ)
2010年1月~12月に田園都市線沿線の新築マンションを購入した197人の回答を集計

子育て世代に田園都市線が愛される理由

その1 教育環境が充実

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目を引くのは沿線の充実した教育環境。とりわけ横浜市青葉区(たまプラーザ駅~田奈駅)のたまプラーザ駅や青葉台駅には幼児教室や大手塾の校舎が点在し、サポートも万全だ。2011年1月には、横浜市が「教育振興基本計画」を策定。学力とともに自立心や公共心といった「豊かな心」を育むための施策は14項目に及ぶ。今後5年間の具体策も盛り込むなど、力のこもった内容だ。一例としては小中一貫の教育カリキュラムを編成。小1から中3までの英語教育、働く意義や尊さを伝える「キャリア教育」など、9年間を通して特色ある授業を行うという。

その2 子どもと遊びにいける場所がたくさん

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近隣住民の庭であり、アウトドアレジャーの舞台でもある多摩川を筆頭に、豊かな自然が残る沿線。大型の自然公園からポケットパークまで、各所に公園も点在する。長津田駅から車で10分の「こどもの国」は牧場やプール、スケート場も備えた広大な遊び場だ。一方、たまプラーザや青葉台には駅前ショッピングセンターを中心とした活気ある商業エリアが開かれ、あざみ野には各種スポーツ施設が集まる。子どもと遊ぶスポットだけでなく、パパママに向けたスポットも充実しているのが魅力だ。

その3 お父さんも安心!アクセスも便利!

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足まわりの良さも光る。郊外の住宅地域から渋谷へ直結する東急田園都市線は大半がそのまま東京メトロ半蔵門線へ乗り入れる。そのため、表参道、九段下、大手町といった都心の主要駅やビジネス街まで乗り換えなしでアクセスできるのがうれしい。ちなみに、田園都市線は大手私鉄では珍しく踏み切りがゼロである。ときおり線路と交差しながら田園都市線と並行して走る国道246号は車で都心に向かう際に便利。東名高速道路にアクセスしやすい点も車ユーザーには利点だろう。

二子玉川~高津エリア

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渋谷まで急行で15~20分圏内の好アクセス。都心通勤の利便性と豊かな自然環境を両立するエリアだ。若い家族に人気で、街にはさりげなくお洒落を楽しむママの姿も目立つ。数年前から本格始動した二子玉川の再開発にも注目したい。

二子玉川 ~洗練された街並みに多摩川の自然が寄り添う~

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西口のランドマークは「玉川高島屋」。ベビーカー優先のエレベーターや子ども向けの料理教室など、親子への配慮、サービスが各所にみられる。近くを流れる雄大な多摩川では、ボートに乗って水中生物を観察する親子連れの姿も。 一方、12haにおよぶ日本最大級の再開発に沸く東口では、2011年3月にショッピングセンター「二子玉川ライズSC」がオープン。今後、シネコンやフィットネスクラブ、約6.3haの公園などが次々と造成されていく予定だ。

高津 ~駅徒歩5分にある大規模な総合病院の存在も心強い~

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江戸時代に栄えた大山街道(現在の国道246号)のにぎわいを今に引き継ぐ歴史ある街。昔からの住民が多いため、温かい近所づきあいの習慣がまだ残っている。一方で、二子玉川や溝の口の繁華街にも近い便利なエリアだ。

溝の口~たまプラーザ

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人が集まる場所ではなく、人が住む場所として街づくりが行われているエリア。緑豊かで空気が澄み、車通りが少ない静かな環境。そんな住民目線の心地よさが魅力だ。ママのためのカルチャー教室や親子の癒しスポットなども充実。

梶が谷 ~心が安らぐのんびりムードの住環境~

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街には高い建物が少なくゴミゴミした人混みに悩まされることはない。大型商業施設はないが、代わりに街の商店街「エルカジ通り」が元気に機能。積極的なイベント開催や防犯パトロールなどに取り組み、街を盛り上げている。

梶が谷ってどんな街?
  • 梶が谷は本当に地域の人たちが温かくて、人間味のある街です。人の入れ変わりが多い都心のマンション等とは違い、長く住んでいる方が多いです。
  • みんな楽しく、おかしいくらいに笑いが絶えない、そんな街が梶が谷です。

提供:SUUMO「みんなの街」より

宮崎台 ~地元の個人直売所で、採れたて野菜が手に入る~

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大型スーパー、フィットネスクラブ、虎ノ門病院分院などの生活便利施設に加え、「JAセレサ川崎」組合員による個人直売所が各所にあり、地元の新鮮で安全な野菜が手に入る。駅直結の「電車とバスの博物館」は沿線の親子連れに人気。

宮崎台ってどんな街?
  • 去年結婚したばかりですが、宮崎台町内をプラプラお散歩するのが大好きで、毎週末のように天気がよければ写真を撮りに2人で出掛けます。
  • オーストラリアから移住してきて10年ほどたちますが、この町は日本の中でも実に住みやすいです。中でも日本のシンボル、チェリーブロッサムこと桜が綺麗です。

提供:SUUMO「みんなの街」より

宮前平 ~坂上からの抜けた眺望が魅力的なエリア~

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駅前からのびる富士見坂はイチョウの並木道。坂の両脇には高低差を活かした眺望のいいマンションが建ち、頂上には日当たりのいいポケットパークがある。塾や予備校は駅の近くに点在し、子どもを通わせるのに安心だ。

宮前平ってどんな街?
  • みんなが笑顔になれる街!それが宮前平です。公園も近くにあって家族を連れてきている人もたくさんいますよ。
  • 住んでて楽しい街!それが宮前平です。都会で大浴場がある街はなかなかないですよ。すぐ身近に大浴場があるのはとてもうれしいですよね。

提供:SUUMO「みんなの街」より

鷲沼 ~2006年4月には天然芝グラウンドの小学校も開校~

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過度な開発にさらされず昔の街並みが残る鷺沼。人と車が少ない環境は、落ち着いて子育てしたいパパママの好感度が高い。6面のフットサルコートがある「カッパーク鷺沼」をはじめ、フィットネス施設も充実。また、2006年には川崎市立土橋小学校が開校。新しい校舎と、市内初という天然芝の校庭が目を引く。

鷲沼ってどんな街?
  • 5年前に結婚し、去年鷺沼にマンションを買いました。鷺沼なら渋谷まで一本で出られますし、街並みも駅前もキレイに整備されています。
  • 夫の転勤で鷺沼に引越してきたんですが、自然も多く、公園等も大きく住みやすくてびっくりしました!!家族で住むには本当に良い街です。

提供:SUUMO「みんなの街」より

たまプラーザ ~ロンドン郊外をモデルに整備された街並みが美しい~

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広く安全な歩道、商業エリアから隔離された静かな住宅街など、環境の良さは沿線屈指だ。2010年にグランドオープンした「たまプラーザテラス」には約130の店舗が集まり、多様な家族の生活スタイルに応えてくれる。

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