西三河特集 2010

公開日 2010年10月27日

西三河の公共施設、ここがスゴイ！

財政力指数とは地方公共団体の財政力を示す指数で、この指数が高いほど自主財源の割合が高く、財政力が強い団体ということになる（ちなみに都道府県単位で財政力指数1.0以上は愛知県と東京都のみ）。豊田市の財政力指数が圧倒的に高いのは、ご存じの通りトヨタ自動車のお膝元で法人市民税による収入源が大きいのが理由。また碧南市は衣浦臨海工業地域であり、刈谷市・安城市も自動車・電子機器関連の企業があり財政豊か。西三河の住みやすさは産業による影響が大きいといえる。

データ提供「この街に住め！～「生活コスト」で選ぶタウンガイド～」SBIライフリビング株式会社　生活ガイド.com著（マイコミ新書）

Point.1　充実した施設に注目

ここ数年で充実した機能をもつ施設が次々とオープンしている。2008年オープンの岡崎市「岡崎げんき館」は、温水プールやトレーニングジムのほかに、保健所や子ども育成ゾーン、図書館などを併設した複合施設。
また2005年オープンした「とよた科学体験館」は、科学とものづくりをコンセプトにサイエンスショーやワークショップなどが充実。今後も、新機軸の公共施設が増えていくだろう。

Point.2　とにかく安い！

公共施設の魅力は利用料の割安さ。なかでも西三河の施設の安さはアッと驚くほど。例えば、「岡崎市東公園動物園」は入場無料で、しかもゾウが見られる。安城市「堀内公園」や「岡崎市南公園」は乗りもの遊具が100円以下。「知立市福祉体育館」はトレーニングジムの利用が何と120円（市民及び近隣市民）。何度でも利用しやすい施設があれば、西三河ライフは大いに充実したものになりそうだ。

Point.3　自然豊かで広い施設

西三河は公園が多く、自然豊かな環境の中で子育てや生活を楽しめる。豊田市「鞍ケ池公園」は94ヘクタールの面積で、園内バスが循環しているほど広大。また10月にオープンの「岡崎市こども自然遊びの森わんPark」は天然芝すべり台など自然を使って遊ぶ施設。碧南市「あおいパーク」は子どもと一緒に野菜のもぎとり体験ができる。自宅からスグの環境に自然があるという贅沢を存分に満喫したい。

西三河は保育料・医療費免除もスゴイ！

2010年現在、愛知県内57市町村中、中学卒業までの医療費免除（自己負担なし／入院・通院とも）をおこなっている自治体は24市町村。西三河はすべての自治体で実施している。保育料減免では豊田市は東海エリア1位。さすが財政力全国1位の自治体だ。行政の子育て支援の手厚さが、西三河に住みたいという人の多さ、そして15歳未満の人口の多さにつながっている。

広い家が買いやすい西三河の住宅事情

名古屋市に比べて西三河は土地のm²単価が安く、広い家が買いやすい。例えば新築一戸建てで名古屋市と岡崎市を比較すると、岡崎市のほうが平均343万円安く、平均7m²も広い面積に住むことができる。高速道路や幹線道路など交通の便もよく、商業施設も多く、自然も多い。生活するのに便利な条件が整っている西三河に住んでみては。

【岡崎市】アクセス面では西三河の中でも便利。チャイルドシート無料貸出もあり

JR・名鉄・愛知環状鉄道の3路線に加え、東名高速のインターもありアクセス面で便利な岡崎市。小売店や飲食店・百貨店など商業施設の数も県内の自治体の中で圧倒的に多く生活しやすい環境である。また、チャイルドシートの無料貸出（6カ月以内）もあって、小さな子どものいるファミリーにはうれしい。

岡崎のこの公共施設に注目

岡崎げんき館

【大人から幼児まで教育充実】温水プールやトレーニングジム、スポーツ教室などプログラムも多種。親子教室やこども水泳教室（3歳～）は抽選になるほど人気集中。また、施設利用者向けの一時託児（3歳児以下610円～、4歳児以上510円～／1時間・最長3時間※事前予約）もあり。
TEL 0564-21-1230

岡崎市図書館交流プラザ　りぶら

【くつろげる図書館】約60万冊所蔵。3つのゾーンに分かれ、閲覧席も約700席あってゆったり。子ども図書館はゾーン内にトイレ・授乳室を完備。靴を脱いで本が読めるコーナーがうれしい。県内に在住・在勤・在学の方は貸出可。返却は市内11カ所で可能。
TEL 0564-23-3111

岡崎市東公園動物園

【無料の動物園】ラクダ、サル、シカなどのいる入園無料の動物園。ゾウのふじ子のエサやり（100円）ができ、ベルトの上にエサをのせると鼻を使って手繰り寄せてパクリ。シカのエサやりもできる。モルモットを抱っこできる動物ふれあい広場（無料）も人気。
TEL 0564-27-0444

岡崎市南公園

【お値打ち遊園地】昔から地元で愛される老舗公園。遊園地は入場無料で子供汽車・サイクルモノレールは60円で利用可。観覧車やメリーゴーランドも100円。隣接の交通広場でも、1人乗りゴーカートが40円で楽しめる。
TEL 0564-52-9095（遊園地）
TEL 0564-51-4426（交通広場）

岡崎市こども自然遊びの森　わんPak

【どろんこOKの自然公園】子どもが自然のなかで思いっきり遊ぶことを目的とした新施設。ツリーハウスやクモの巣ネットなどの遊具あり。普段はできないどろんこプールや天然芝での芝すべり、昆虫観察や虫とり体験、ヤマグリやヤマモモなど自
然の恵みがいっぱい。
TEL 0564-82-3511

【豊田市】財政力は全国ナンバーワン！県内でもっとも元気な街

トヨタ自動車が本社を置く豊田市。人口は約42万人で、名古屋市に次いで県内2位。なかでも15～65歳の人口割合が東海エリアの中でもトップで、労働力人口も1位（総務省「国勢調査報告」2005年10月調）。企業城下町だけあって働く人の多い元気な街。また2005年の市町村合併で県下最大の面積に。紅葉の名所・香嵐渓など自然も豊か。

豊田のこの公共施設に注目

鞍ヶ池公園

【牧場のある公園】東海環状道･鞍ケ池PAに車を停めて直接入場できるハイウェイオアシスにもなっている。園内は広く周遊バス（中学生～100円・小学生50円・未就学児無料）で移動が便利。動物園は約30種100点の動物を飼育、動物ふれあい広場を含めて入場無料。
TEL 0565-80-5310

豊田市交通安全学習センター

【ゴーカート50円！】今年4月にオープンした幼児から高齢者まで、体験しながら交通安全を学ぶ施設。シミュレーターや3Dを使った体験コーナーや、ゴーカートやミニSLに50円で乗れる遊園ゾーン、遊具のある広場ゾーンなど充実。親子一緒に楽しめるのも魅力。
TEL 0565-88-5055

とよた科学体験館

【50円で工作体験】人気のプラネタリウムは土日祝に子ども専用プログラムあり（大人300円･4歳?高校生100円）。またサイエンスショーは見学無料、土日祝と学校長期休業日に開催されるミニワークショップは50円と格安。科学を実体験で学ぶことができる。
TEL 0565-37-3007

井上公園温水プール

【豊田で一番新しいプール】豊田で一番新しいプール2007年オープンした温水プールは建物がガラス張りの半円状。25ｍプールのほかにウォーキング専用プールがあるのもいい。子ども用プールも完備。大人400円・子ども200円（2時間迄）。トレーニングルーム（200円）もあり。
TEL 0565-44-1291

豊田市中央図書館

【なんと蔵書101万冊！】なんと蔵書101万冊！県庁所在地以外で100万冊以上を所蔵する自治体は全国でも豊田市だけ。なかでも自動車関連の図書数は約4万8000冊、雑誌135タイトルと充実。さすがトヨタ自動車のお膝元！場所も名鉄豊田市駅前にあり、その利便性も魅力的。
TEL 0565-32-0717