小上がりの畳コーナーはリビングとつないでオープンに活用しているが、来客時には客間としてもてなすことも配慮されている。畳は縁のない灰桜色の琉球畳を敷き詰め、軽やかさと視覚的な広がりを演出している。注目したいのは正面の2か所の収納。階段の勾配を活かした布団収納と、ちょっとした床の間にも見立てられる家型のニッチが面白い。「左の大きな収納のほかに右下にも階段下収納を設けられないかと要望すると、昭栄建設さんは家型のデザインを提案してくれました。これには『こんな発想もあるのか』と楽しくなりました」(Tさん)
会社名:昭栄建設の注文住宅